ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法本無料ダウンロードpdf
ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法
落合 陽一 / 本
ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法本無料ダウンロードpdf - 落合 陽一によるニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法はKADOKAWA (2018/10/31)によって公開されました。 これには192ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、39人の読者から4.2の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法 の詳細
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タイトル : ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法
作者 : 落合 陽一
ISBN-104041071860
発売日2018/10/31
カテゴリー本
ファイルサイズ21.04 (現在のサーバー速度は27.43 Mbpsです
ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法本無料ダウンロードpdf - 内容紹介 最注目の科学者が作家と議論した「2021」以後の日本のビジョン。山積する社会課題を解決し、新しい時代を構想するためには、今の日本を規定する「近代」を見つめ、機能不全の構造をアップデートする必要がある。ビジョンを描いて汗をかく実践者二人による社会を変えるヒント。 著者について ●落合 陽一:メディアアーティスト。1987年東京都生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。専門はCG、HCI、VR、視・聴・触覚提示法、デジタルファブリケーション、自動運転や身体制御など。現在、筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長。ピクシーダストテクノロジーズ株式会社CEO。オンラインサロン落合陽一塾主宰。https://lounge.dmm.com/detail/48/ ●猪瀬 直樹:作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。道路公団関係四公団民営化推進委員会委員、東京大学客員教授、東京工業大学特任教授などを歴任。2007年東京都副知事、12年に東京都知事に就任、13年辞任。主著を集めた『日本の近代 猪瀬直樹著作集』(全12巻、小学館)がある。オンラインサロン猪瀬直樹の「近現代を読む」主宰。https://lounge.dmm.com/detail/523/ 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 落合/陽一 メディアアーティスト。1987年東京都生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。専門はCG、HCI、VR、視・聴・触覚提示法、デジタルファブリケーション、自動運転や身体制御など。現在、筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長。ピクシーダストテクノロジーズ株式会社CEO 猪瀬/直樹 作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。道路関係四公団民営化推進委員会委員、東京大学客員教授、東京工業大学特任教授などを歴任。2007年東京都副知事、12年東京都知事に就任、13年辞任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
以下は、ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
作家で、前都知事の猪瀬直樹さんとメディアアーティストで筑波大学准教授の落合陽一さんの興味深い対談集です。内容は4つの章からなり、第1章 は、テクノロジー第2章 は、日本風景論第3章 は、統治構造第4章 は、歴史認識となっています。第1章 テクノロジー猪瀬さん、落合さん「いまの東京育ちエリートの最大の弱点は肌感覚で地方を知らないことにある」と猪瀬直樹氏は喝破する。世界各国だけでなく、地方にも足を運ぶ落合陽一氏も「東京と地方はまったく別の課題を抱えているところから問題を再設定せよ」と強調している。東京の常識は地方の非常識──。東京、首都圏に圧倒的な人口が流入する一方で、地方では人口減少、土地余りといったまったく異なる課題が浮上している。これが理解できているか否かはビジネスや社会課題解決の成否を決めるポイントになる。なぜ平成は失われた 30 年になったか。それはビジョンがなかったことに尽きる。大きく2つの解決策があります。一つは自治体の収入を増やす、すなわち生産力を高めて、国からの支援が手薄になっても自活できる産業を育成するという方法です。もう一つは支出を減らす。端的に言えば、人を減らすこと。」私も地方でも仕事をしますので、よくわかります。私は、講演で日本全国の地方を回っていますが、地方では高校卒業後、地元に残る(就職する) 人は、1割ほどです。そのほとんどが、家業を継ぐなど、行き先が決まっています。つまり、新卒がほとんど取れませんので、人材確 保ができません。子供の数が減り、地元を出た若者は、帰って来て も仕事がないから、地元に戻ることはなく、その結果人口は、どんどん減るという悪循環に陥っています。どこもほとんどこの状態ですから、このまま行くと、近い将来、地方の経済自体が成り立たた なくなるかもしれないと感じることがあります。第3章 統治構造猪瀬さん「日本の統治構造の本質は強固な官僚制にあるからだ。日本の近代化の幕開け、明治期から徐々に形成され、戦前にはすでに完成をしていた日本型の官僚システムでは、国家のエリートが集まり、年次ごとの競争でピラミッド型組織の頂点を目指す。重視されるのは、各省の利益=省益で国家全体のことではない。これは戦前から変わらず、戦後も引き継がれたと猪瀬氏はみる」猪瀬さん「歴史とは、課題を見つけ出す力を養うためにこそ学ぶべきものだ。 猪瀬氏は「プランナー」という考え方を提唱する。一部の人だけがプランを独占し、考える時代は終わった。すべての人がプランナーとなる資格を持っている」明治以来官僚に支配されている日本を、テクノロジーの力でにいかに解放するかが鍵になると思います。第4章 歴史認識落合さん「ビジョンを描くにはまず歴史を知ること、次の時代を考える上で、重要なのは大別すると3つです。第1にこの 本で繰り返し語ってきたように歴史や統計データを知ること。第2に論理的な日本語力を身につけること。第3に時代に適合した文理問わない教養を身につけることです」落合さん「これからの時代は、リベラルアーツはもちろん重要なのですが、それに加えて、メカニカルアーツも重要になってくる。そんな時代に入ろうとしています。プログラムを書ければ、そんなに手の技の修練時間が長くなくてもものがつくれるような時代になってきています。メカニカルアーツが新時代の「教養(リベラルアーツ)」に加わってくるのです。実際のところ、従来型のリベラルアーツを使ってビジョンをつくり、メカニカルアーツを使って実装するところまでは、すごいスピードでできるようになりました」落合さん「身体は拡張され、言語もまたすぐに翻訳されていく。そんな時代において、人間の良さ、人間の能力差はどこになるのでしょうか?僕たちはこれまでの歴史を更新し、新しい時代を生きようとしています。これまでの身体の差や、ちょっとした語学力程度では能力差があるとは言えない時代になっています。僕は能力差というのは経験差であるという時代がやってくると考えています。アートでも、文学でもテクノロジーでもどんな分野でも、「何を経験し、何を試行したか」が重要な差になってくる。つまり、「何をやりたいのか」というモチベーションの部分が重要」落合さん「日本人にはいまだに拝金主義がはびこっているので、テクノロジーの進展もお金に換算することで理解しようとする人が多いです。人間の価値もいくら稼いだかで判断する人も少なくありません。お金はただ持っているだけではなんの意味もなく、なにかに変換しなければいけません」落合さん「僕はこれからは「わらしべ長者」のような生き方が必要だと語ってきました。誰にも価値がないものだと思われていた「わら」に新しい価値付けをし、人びとを巻き込んで財を増やしていくやり方です。お金からお金を生み出すのではなく、新たな価値を見つけ出し、そこに投資を募っていくという生き方」落合さん「モチベーションを価値に落とし込むために重要な能力をまとめておきます。大事なのは「言語化する能力」「論理力」「リスクを取る力」そして「専門性」です」落合さんの指摘は、大変示唆に富んでいて、参考になります。歴史認識や教養(リベラルアーツ)を身に付けること、そして勇気を持って行動することが今後のキーワードになることがよくわかります。
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